日本のファンはジェイアール・モンテローズと彼の芸名を呼ぶが
フランク・アンソニー・モンテローズ・ジュニアという本名から考えると
もしかして本国ではジュニア・モンテローズと呼ばれていたのかもしれない。
1993年になくなるまで息の長い活動を続けながらも
数えるほどしかアルバムを残さなかったテナーマンである。
本作はその中でも最高傑作といわれるもので、幻のレーベル=Jaroに
残された数少ないモダン・ジャズ 作品の1枚でもある。
(演歌歌手はジェロ、日本広告審査機構は大文字表記のJAROである。)
アレンジャーとして知られるマニー・アルバムが実質的なプロデュースを手がけている。
マスターテープがないのか復刻版はLP、CD問わず、全てディスク・ダビングのようだ。
(おいらの知る限り)
個人的に良く聴くのはザナドゥ盤のCDだが(フレッシュサウンド盤CDはオリジナル・ジャケットを
使ってはいるものの、モノラルLPからのダビングで、それを議事ステレオ化した劣悪商品)
それでこの迫力なのだから、もしマスター・テープが発見されて、そこからマスタリングされた
ディスクを聴く事ができたら、腰が抜けるに違いない。
ビート・ラロカのドラムも猛り狂う。 男一徹、辛口ハードバップ!
ザ・メッセージ
噂によると、リイシューされたものがあるらしいが
もしかして、それがマスター・テープ⇒マスタリングなのか?!
詳細を知っている方、情報よろしく m(_ _)m
ザ・メッセージ に加筆・修正を加え転載。
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